第8弾の現在の環境の概観を述べていきたいと思います。
Tier4までのデッキを基に、環境を分析します。
後半になったら止まらないランプドラゴン
現在の最も猛威を振るっているデッキは、「ランプドラゴン」です。
〈リュミオール&アルジャンテ〉の追加によってPPブーストのスピードや再現性が格段に上がりました。
もともとPPブースト後の〈バーンドナイト〉や〈イランツァ〉は強力だったため、これらを出せるターンが前倒しになれば強いデッキになるのは必然です。
序盤から攻めてドラゴンに勝つ
環境最強格のランプドラゴンには、序盤・中盤前半に隙があります。
そこにつけ込むのが、連携ロイヤル、バフエルフ、AFネメシスです。
序盤もセザールも強い連携ロイヤル
連携ロイヤルは、序盤から中盤前半にかけてフォロワーを並べられるデッキの一つです。
その中でも特異なのは、〈セザール〉による圧倒的な盤面です。
この盤面を返すのが困難なAFネメシスや天晶ウィッチにも有利がつくため、もう一つのTier1となっています。
序盤最強のバフエルフ
バフエルフは、序盤からフォロワーを並べて、それらをバフしてアグロで勝つことができます。
序盤の盤面展開が強いデッキは他にもありますが、このデッキには〈ミロク〉や〈クルル〉があるため、序盤の盤面処理も強く、故に序盤最強のデッキといえます。
最近は進化ギミックの搭載で終盤も強く、Tier2となっています。
疾走連打のAFネメシス
AFネメシスは、これらの中では序盤の展開力は最も低いです。
しかし、中盤後半以降は疾走を連打でき、終盤までゴリ押せるその攻撃性能の高さから、Tier2となっています。
それでも強いランプドラゴン
ランプドラゴンは序盤に隙こそありますが、最近は〈侮蔑の国〉や〈喧伝の龍人〉の採用で序盤の処理も強くなっています。
また、最近は〈バーンドナイト〉や〈世界の提示〉で取れない盤面を取りつつ打点も出せる〈サガツマツ〉と〈ヴォーラライ〉が流行っています。
このように、ランプドラゴンの構築は対策に対する対策が進んでおり、今でも文句なしのTier1となっています。
序盤を耐えてロングゲーム
連携ロイヤル、バフエルフ、AFネメシスには、「ロングゲームに弱い」という共通の弱点があります。
そこで、どうにか序盤を耐え、ロングゲームでこれらのデッキに勝利するのが、
超進化ビショップ、モードナイトメア、秘術ウィッチ、進化エルフです。
10回復できる超進化ビショップ
超進化ビショップは、〈ソフィーナ〉や〈リテュエル〉で序盤を処理できます。
また、〈ベルディリア&カステル〉後のギルネリーゼ超進化の10回復が非常に強力です。
ロングゲームでは、〈サンダルフォン〉を通して勝ちます。
コントロールが得意なモードナイトメア
モードナイトメアは、序盤・中盤前半の盤面は弱いですが、処理能力はそこそこあります。
打点はあまり出ないものの、シャムナクア起動後の盤面展開、処理、回復によるコントロール性能は非常に高いです。
打点も出る秘術ウィッチ
秘術ウィッチは、序盤・中盤前半の処理能力が高いだけでなく、盤面展開力もあります。
また、中盤後半の強盤面に対し、〈ララアンセム〉と〈ラブリーマスターピース〉で盤面処理しつつ体力を詰めることができます。
ロングゲームになっても、〈カリオストロ〉と〈サンダルフォン〉があります。
盤面も強い進化エルフ
バフエルフ同様、〈ミロク〉と〈クルル〉で序盤の処理は最強格です。
また、中盤前半盤面が強いため、ランプドラゴンにも強く出ることができます。
ロングゲームでは、〈オルテニア〉と〈クピタン〉+〈サンダルフォン〉の決定力が高いです。
序盤弱くてもロングゲームを制す
これらに対しては、序盤の処理性能が多少低くても、ロングゲームを制すデッキが強いです。
それが、天晶ウィッチと破壊ネメシスです。
ロングゲーム負けなしの天晶ウィッチ
天晶ウィッチは、終盤の〈カルギデンスラ〉と〈天晶の深淵〉による「打点と回復の両立」が非常に強力なデッキです。
序盤・中盤前半の処理能力に不安が残り、強力な盤面展開に弱いという弱点があり、ドラゴンも苦手です。
しかし、それでもロングゲーム対決では基本負けないため、Tier2に居座っています。
打点も処理力も高い破壊ネメシス
破壊ネメシスは、〈白の章〉、〈黒の章〉による回復とダメージを積み重ね、体力有利を広げるデッキです。
また、序盤からフォロワーを並べることもでき、中盤後半の打点連打でドラゴンも貫通できます。
中盤前半までの盤面処理に不安はありますが、中盤後半以降の〈破壊の団結者〉の処理能力はトップクラスです。
ロングゲームに強いOTK
ロングゲームに強いのが、OTKデッキです。
〈蝙蝠の使役〉のローテ落ちで進化ナイトメアがTier外なので、現在のOTKデッキは〈スペルウィッチ〉のみです。
ジンジャーが最強なスペルウィッチ
スペルウィッチは、〈ジンジャー〉で一気に盤面を逆転し、疾走連打で勝つデッキです。
〈テトラ&ラティカ〉の2回攻撃による完全なOTKデッキではなく、むしろ分割リーサルで勝つことの方が多いです。
とはいえ、OTKルートでロングゲームを制すことができるのは、唯一無二の強みです。
ただし、序盤は脆く、ドラゴンもきついです。
総括
同じ話になりますが、軽くまとめます。
環境の中心はランプドラゴン
ランプドラゴンが、中盤後半に大打点を連打してきたら、もう止められません。
それまでに手を打つ必要があります。
序盤に攻める
連携ロイヤル、バフエルフ、AFネメシスは、序盤の攻めでドラゴンに対抗します。
序盤を耐えてロングゲーム
超進化ビショップ、モードナイトメア、進化エルフ、秘術ウィッチは、序盤を耐えてロングゲームをしかけます。
ドラゴンはきついですが、中盤前半~後半の盤面で仕掛けることはできます。
ロングゲームを制す
天晶ウィッチ、破壊ネメシスは、序盤の処理に不安は残りますが、ロングゲームを制します。
天晶ウィッチはドラゴン不利ですが、破壊ネメシスは中盤後半の打点連打でドラゴンに有利です。
ロングゲームにはOTK
スペルウィッチは、OTKであらゆるロングゲームを制すポテンシャルがあります。
ただし、序盤は脆く、ドラゴンもきついです。
個人的な今後の予想
①ランプドラゴンに勝つ
②序盤の攻めを凌ぐ
③ロングゲームが強い
以上の3点を制すデッキが、今後評価の上がるデッキだと考えています。
例えば、最近はバフエルフに進化ギミックを入れる構築が注目されています。
これは、バフエルフが①と②を満たしているため、足りない③を進化ギミックが補うことで、強力なデッキとなっているわけです。
その視点で考えると、現在Tier3にしている破壊ネメシスは、①と③を明確に満たしており、②もそこまで悪くないため、今後評価が上がると予想しています。
また、ロングゲームが強くなくとも、「それまでに試合を決める圧倒的な何か」があれば、③は問題ありません。
そう考えた時に、現在Tier5にしている疾走ビショップは、①も②も明確に満たしており、中盤前半の圧倒的な盤面と打点力で試合を終わらせられるため、今後評価が上がる可能性があります。
以上です。引き続き、環境の変化を注視していきたいと思います。

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